小 学 生

対象学年:小学3年生 ~ 6年生
指導教科:国語・算数・英語

 国語(週1回・週2回コース 各1回60分)
 国語は身近すぎるあまり、かえって軽んじられることがあります。しかし、国語はすべての教科の基であり、母国語として修めなければならない大切な素養です。日常生活で意思疎通を図る際は、先方の意図を正確に理解し、自身の意思も確実に伝える能力が必要です。会話のみならず、文書においても然りです。
 こうしたものは、大人になったら自然に身につくというものではありません。幼少時から大切に培ってこそ、自身の血肉骨となるのです。言語能力、ことに母国語を操る能力は、人格を大きく左右します。

「算数と違って、国語は感覚だけが頼りなので、わかりにくい」
と思われがちですが、けっしてそのようなことはありません。
 例えば「物語の情景を感じ取る」という読解問題にさえ、出題と解答として成り立つ「理由」があります。そもそも長文読解問題は、文中に答えがあるからこそ成り立つのです。それがどこに潜んでいるかを見抜くのが「読解力」です。そして「読解力」を養うには、まず「理解力」が必要です。

 『学選』では、質の高い文章を読みこむことにより、まず正しい日本語(漢字、語彙、表現を含む)を学びます。本文中、明確に記述されている事柄だけでなく、行間を読み取る力をも養成します。さらに、本文内容を自分の言葉におきかえて説明することにより、理解を深めます。これは、作文に不可欠な「表現力」の鍛練となります。
 文章作成の力は、小学校、中学校、高校、大学、社会人となっても必要とされ続けます。単なる「作文」に留まらず、「解説」「論説」「論文」などを求められる場合もあります。

 『学選』は、小学生から中学生までの高い国語能力養成に努め、高校への道筋もつけてゆきます。
   

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 算数(週1回・週2回 各コース1回60分)
 算数能力の礎である四則計算はもとより、文章題、図形などすべての分野を学習します。学校の授業についてゆけない場合は、つまずきの原因を調べ、前学年の同じ分野にさかのぼって学習し直します。

 多くの小学生は、テストや入試に追われずにすむせいか、苦手な教科があってもあまり気にしないようです。「わからない」「できない」「嫌いだ」ですませてしまい、新学期、新学年に進めば、それっきり忘れてしまいます。
 学年が進むとさらに発展した内容を学習するので、「わからなかったこと」の上に「もっと難しいこと」が積みあげられます。当然ながら、ますますわからなくなります。これを放っておくと、「わからない」「できない」「嫌いだ」という意識で凝り固まってしまいます。 

 それでも、小学生は発達速度の著しい時期です。つまり、4年生のときどうしても理解できなかったことが、5年生になって改めて説明を聞くとすんなり理解できた、ということがよくあります。
 もともと算数は、論理に従って解く教科です。これまでの見解をわずかに転換させることで、その論理を発見できることが珍しくありません。

 『学選』は、わからなかったことがわかるように、できなかったことができるようになるためのお手伝いをします。実力をつけた子には発展問題を提供し、さらなる「思考力」「応用力」を養成します。「考える楽しさ」「解ける喜び」を実感させ、「算数」から「数学」へと続く堅固な橋を築きます。
 
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 英語(週1回 60分)
 公立小学校の英語授業導入から、年月が流れました。指導要領、教職員の資質、管理体制などを含む環境整備について、現場である小学校は今なお多くの問題を抱えています。
 『学選』の小学生英語コースは、発音聞き取り文法筆記それぞれに重点を置いております。これらを身につけておけば、小学校での英語が今後どう変わろうと安心です。中学英語においても然りです。
 会話力は、上記項目を習得しつつ身につけてまいります。英語で生活する環境になく、「外国語」として学ばねばならない状況にあるのですから、まず言語の仕組みを理解する必要があります。

 いかめしい文法用語や細かい説明は、中学生コースに譲ります。『学選』では、小学生が無理なく学習できる教材を使い、段階を踏んで指導します。単元に沿った学習ゲームで楽しく各種表現を浸透させ、朗読、文型練習も徹底します。「理屈抜きでわかる」、かつ「覚えが早い」という小学生の特質を生かし、子供自身の感覚も活用します。
 この時期に覚えたことが本人の血肉となれば、中学校で学ぶ文法も理解しやすくなります。
 

   

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